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2014/3/17 白樺(1)
2014/3/17 白樺(2)

 

 

 

写真
WHY?

2015年6月6日


今年の5月だけで

In Deepさんの記事の中の今年の五月だけで世界各地で起った動物、魚類の大量死の記録がある。原油流出など原因のわかつているものもあれば、鳥インフルエンザによる殺処分のようなものもあるが、大部分は原因不明の大量死だ。それぞれの項目の後ろに報道先がたどれるようになっているが、ここでは省略した。こんな大量死がずっと続いて来たわけではない。明らかに増加している。ただそれが何を意味しているかがわからない。やがて「人類の大量死」になってくるのだろうか。
◆◆
05月26日 メキシコ - ティファナの海岸に 250 万匹の死んだロブスターが打ち上げられる。
05月26日 米国 - 2ヶ月で 12頭の死亡したクジラが、カリフォルニア州ポイントレイズ国立海岸に打ち上げられる。
05月26日 米国 - 原油流出により数千の海洋生物が死亡。
05月25日 ニュージーランド - ポロンガハウ・ビーチにクジラが打ち上げられる
05月25日 カザフスタン - サイガ・アンテロープの死亡数が 125,000頭に。


05月25日 カザフスタン - キガク川の岸で、70羽のペリカンが死んでいるのが発見される。
05月24日 ポルトガル - エヴォラのダムで、数千匹の魚が死亡。
05月24日 メキシコ - イスラ・ムヘーレスで大規模な魚の大量死。
05月23日 米国 - ソノマ郡で、5週間で7頭の死亡したコククジラが打ち上げられる。

05月22日 タイ - ナコーンナーヨック県の川で魚の大量死。


05月21日 米国 - 中西部で鳥インフルエンザにより 40万羽が死ぬ。
05月21日 カナダ - バラード市の入り江で1万羽の鳥の大量死。
05月20日 メキシコ - バハ・カリフォルニアの海岸に大量のクラゲ(カツオノカンムリ)が打ち上げられる。
05月19日 オーストラリア - マッカイの植物園のラグーンで謎の魚の大量死。
05月18日 チリ - ワルペンで数千羽の鳥が死亡しているのが見つかる。


05月18日 米国 - ペンシルバニア州リドリーパークで魚の大量死。
05月17日 米国 - フランダースベイビーチで何百頭ものウミガメが死体で発見される。
05月16日 ロシア - シベリアのカティン湖で、数千匹の魚が死んでいるのが発見される。
05月16日 米国 - オハウで数百匹の魚が死んで発見される。
05月16日には、米国 - ミネソタ州レンヴィルで 200万羽のニワトリが死亡。


05月14日 米国 - ハヴァス湖で、「重度の鈍的外傷」を負って死んでいた 30羽の鳥が発見される。
05月14日 ヨーロッパでは、鳥類の3分の1が絶滅の脅威にさらされているという報道。
05月14日 ポルトガル - マカオ川が死んだ数百匹の魚で覆われる。
05月13日 米国 - サウスダコタ州で鳥インフルエンザにより 12万羽以上の鳥が殺処分。
05月13日 カザフスタン - アルマトイ郊外で、サイガアンテロープが謎の死。


05月12日 メキシコ - カリフォルニア湾の中で最も重要な保護地域の一つであるロレートで、謎の魚の大量死。
05月12日 パキスタン - パンジャブで、謎の疾病により数百頭のラクダが死亡。
05月12日 メキシコ - ウルスロ・ガルヴァンの入り江で大規模な魚の大量死。
05月12日 中国 - 深センで、魚の大量死。
05月12日 イタリア - ロナーテポッツォロの海域で3トンの死んだ魚が見つかる。


05月11日 米国 - ミネソタ州で鳥インフルエンザために 600万羽以上の鳥が殺処分。
05月11日には、バミューダ諸島 - ハミルトンで魚の大量死。
05月11日 中国 - 興賓区( Xingbin )の養魚場で魚の大量死。
05月10日 ノルウェー - ロムスダールのフィヨルドが死んだ魚で覆われる。
05月09日 ベトナム - ヴァン・コ・ドン川で大規模な魚の大量死。


05月08日 日本 - 名古屋にある運河が 10万匹の魚の死体で覆われる。
その後、死亡した魚の数は 47万匹だったことが報じられ、さらに、5月20日には「新たな大量死」が同じ運河で起きています。
05月07日 チリ - ペーニャ湾で 30頭以上のイワシクジラが海岸に打ち上げられる。このチリの海域は、イワシクジラの生息域ではなく、座礁した理由と共に、なぜ、こんなに多数のイワシクジラが、この海域にいたのかということ自体の理由がわかっていないとのことです。
05月07日 ナイジェリア - プラトー州で、鳥インフルエンザにより 40万羽の鳥が殺処分。
05月07日 オーストラリア - ニューサウスウェールズ州の洪水で 500頭以上の牛が死亡。


05月06日 オーストラリア - ニューサウスウェールズ州のペリンジャー川で、謎の疾患により数千頭のカメが死亡。
05月06日 中国 - ショウ州市の川で大量の魚が死亡しているのが見つかる。
05月05日 米国 - カリフォルニアで多くのクジラが死亡し続けている。
05月05日 アルゼンチン - サンロケ湖で魚の大量死。
05月04日 アルゼンチン - トレスアロヨスの海岸に沿って、数百頭のペンギンが、栄養失調で死亡。

05月03日 中国 - 青島の川で魚の大量死。
05月03日 トルコ - バルケシルで鳥インフルエンザにより7万羽以上の鳥が死亡。
05月01日 カーボベルデは - ムルデイラで、座礁した 23頭のクジラのうち 16頭が死亡。
05月01日 米国 - アイオワ州で 16万羽が鳥インフルエンザの流行のために死亡。


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白樺(1)

2014年3月17日


白樺1

 

 

で、白樺の話だ。
たとえばKOIVU(白樺)について、私はこう書くでしょう。

日本でももちろんコイヴはあるが、いまのように特別の思いはまったく持っていませんで゛した。この名前を冠した文学の流派が日本にはあったり、中国で白樺という名前のすぐれた作家が政府から弾圧された、そう昔のことではない事件を覚えていたりしましたが、コイヴそのものについてはまったく知識がありませんでした。今回オウルでは、ハンネレとアンティのコイヴ夫妻のところに泊まりました。それがはじめで、いろんなところでいろんなコイヴに会いました。コイヴサーリという電気も水道もない島に五日間滞在もしました。ヘルビ・ビョルクルント(スゥエーデン語で「白樺のある場所」の意味)という名前の、もしかしたら皆さんもよくご存じの霊能者に会うこともできました。そうこうするうちに、だんだんコイヴがどのように役立つかについて知ることができました。今日ws...oyという出版社に行ってエスコ・ヤルカネンの森についての本をたまたま見ましたら、それは「フィンランドの森の木としてのコイヴ」という章からはじまっていました。エスコとエルケが一緒に書いた本にも、「森の番人コイヴ」と書いてありました。その中身を読めないので、ただ題を知っているだけです。いくつか私の知ったこと、感じたことを申します。まだあるよ、と教えていただければ幸いです。

第一に、白樺は見て楽しむことができます。白い木肌は美しく、また丸い葉が風に揺れるさまがとても美しい。コイヴがなく、黒と茶だけの木だったらフィンランドの森はずいぶん寂しいことでしょう。

第二に、コイヴの森を歩いたり、その中で立って気功をしてそのエネルギーをもらうということがある。木によってそれぞれ性質が違います。カイタハリューが「松の木はやさしくて親しみやすい。モミはちょっと初めはつきあいにくい。コイヴは母親のように自分のエネルギーを周囲に分け与えて森を守る」というふうにいわれていました。中国人も昔からどの木がどの病気にいいかについて研究してきました。その知恵に学ぶこともいいですが、本当に大切なのは自分でそれを感じようとしてみることでしょう。これこそ気功の大きなテーマです。フィンランドにクル直前にまとめたQigong in the Woodというパンフレットをいまカウコに訳してもらっていて、雑誌に出すかパンフレットにします。読んで、試してください。

第三に、白樺で作った家具や道具を使うことです。コイヴで作った皿やボウルなどの食器を見かけました。そういうものにも当然コイヴの気が残っていて、食べ物にもいい影響をおよぼすはずです。

 

 


白樺(2)

2014年3月17日


白樺2

 

 

 

白樺の続き。

第四に、ヴィヒタを作ってサウナの中で使います。[ヴィヒタは若い白樺の枝をまとめたものでサウナの中でこれでからだを叩く。さまざまな薬効がある]マッサージにもなれば直接コイヴの気を肌から入れることもできる。コイヴは一方でサウナの薪にもなります。薪の作るロイリュ(火加減のこと)はやはりすばらしいものです。日本にもサウナはありますが、日本ではただ体を温めたり冷やしたりして新陳代謝を高めるためのものだと思っていました。それというのも、日本には電気のサウナしかないのです。フィンランドでは、サブサウナは見ただけですが、すばらしい匂いをかぎました[煙サウナという古い様式のサウナのこと]。あとはいろいろな種類のサウナに入って見て、これは考えていたものとは全然違うもので、要するに森の精との対話なのだということに気付いたのです。コイヴを燃やした熱をもらい、燃えるときに出るさまざまなガスの成分をも...らいます。そしてヴィヒタで若いコイヴのエネルギーをもらいます。湖に飛び込めばそこもコイヴに囲まれています。私はサウナの焚きつけはしてみましたが、薪を切るのはまだ経験が浅くて下手です。まだサウナトントゥには会っていません。しかしサウナに入ると自分がコイヴの生命の循環・連鎖の中に入っていくことがわかります。これはひとつの気功ではないでしょうか。

第五に、コイヴを燃やして、リビングファイアの前で瞑想することができます。これもひとつの気功、フィンランドの伝統的な気功といっていいと思います。

第六に、コイヴを燃やした灰がとてもからだにいいと聞きました。さまざまなミネラルを含んでいて、グレーの髪が黒くなった話も聞きました。私も白いヒゲがまじってきたので、少しためしてみようかと思っています。

第七に、これはコイヴだけではないのでしょうが、そこからタールをとれば非常に強いエナジーを持ったエッセンスになります。自然な作り方をしてタールは家の中に置いておくだけで元気になるようです。

第八に、コイヴハペロ、コイヴンカントシエニ、コイヴンプンニッキタッリのよう菜コイヴの育てる育てるマッシュルームのことがあります。森のマッシュルームには本当に楽しませてもらいました。

第九に、これは昨日聞いた話なのですが、コイヴから砂糖を作って、普通の砂糖より健康にいい甘味料ができるそうです。[これから10年ほどしてロッテがキシリトールガムを売り出した。しかしあれは白樺だけで作らずにアスパルテームなどの危険な甘味料をつかっているのが問題だ]コイヴはずいぶんいろんな意味で健康に役立っていることになります。

そうそう、10番目も挙げておきましょう。それはコイヴの名前の付いた男を大統領にすることです[当時の大統領はコイピストで「白樺のある場所」の意味]。これがどのくらい健康にいいかはみなさんよくご存知です。

このあとコーヒーブレークがあって、一人の老婦人が教えに来てくれた。
「コイヴは樹液をそのまま飲めるのよ。樹肌に小さな穴をあけてそこに瓶をさげておくと、一日で瓶はいっぱいになるの。ただ長いこととってはおけないわ。来年は春に来て、ぜひのんでごらんなさい」

 

 

 



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