2019年11月06日
仙骨が立ち腰椎が立つ状態
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仙骨 |
この前書いてから20日余りたっている。「通販生活」の夏号、七月頃出たのにのっていたのをとうとう買った。とうとうというのは、七月にの記事を読む以前に、何年か前に知り、買うかどうか悩んできたので、11月5日ころ届くように注文するにはずいぶん時間がかかってしまったからである。「10日間ためしてみて、合わなかったら遠慮なく返品を」と書いてあるが、悩めるのは10日だけかと少しおそるおそるだった。何十万のことではない、一万三千なにがしのことなのだ。
だが、届いた翌日使ってみて、いっぺんに気に入った。まずベッドの上で坐り、椅子の上で坐った。本体は坐る部分と直角に立っている背もたれ部分から成っているので、いろいろなところに坐れるのである。
設計者によれば(1)腰部分の傾斜が仙骨を支えて骨盤全体を立たせるので、腰の負担が軽減される(2)お尻のカーブに合わせた広めの座面で体重がほどよく分散されて疲れにくい(3)硬い合板素材と40センチの背もたれが腰から背中までをがっしり支えてくれる。とくに3のおかげで腰と背中が固定される。仙骨が立ち腰椎が立つ状態が保持される。
あとわざわざつけ加えることは特にない。
これはとくに車椅子に乗せてよかった。長い仕事をするにはその椅子にもってくるが、それ以外は車椅子の上である。まだ微妙な調整が必要だが、薄い座布団を乗せたり別のを敷いたり、ひび試している。ともかく、仙骨と腰椎が「立つ」ようになったのである。
2019年11月06日
特に好きなのは大鹿
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へらじか |
ひさびさにIKEAに行って半日過ごしてきた。月曜も連休であることを忘れて、かなりの混雑の中に行った。そこのレストランで食事しながられこれ本を読もうと思っていたのだ。だがレストランはものすごい混みようで、おぱさんが空いている椅子をみつけてくれるまでに30分以上かかってしまった。
それでこのさいレストランの話は別の機会にゆずって、買ったものの報告しよう。ひとつは電動自動車に座骨サポートを取り付けた時の補助の薄い座布団を探していて、それはわずか300円で丁度いいものがあった。ついでに700円の普通の枕にもできる派手な模様のクッションがあって、これも買った。
報告したいのは、墨絵のように単色の二十センチ四方ほどの熊とふくろうと大鹿の姿があって、とても落ちついていて、よかった。1900円というと私の今月の全生活費の三十分の一のだが、迷わず買った。どの姿もよいが、私が特に好きなのは大鹿である。どの野生生物にもフィンランドで会ったことがある。これを描いたのはスゥェーデンの画家だろう。すぐにまた会いに行けないのであれば、私の一番会いたい野生生物たちの肖像を家の中に飾ろう。
2019年11月06日
お仕着せのような印象
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3年日記 |
何人かの高齢の作家たちから、晩年には三年日記を試してみるといいと勧められた。よし、と書店の三年日記の所を見てみると、だいぶん値段も高く、お仕着せのような印象だったのであっさりあきらめ、文具屋店に行って50ページ裏表の七ミリ幅のキャンパスノートを六冊買って来た。NO/1の初めに100円ショップで売っている小さな暦を買って来て貼り、月例表などもはって一年目の始まりの仕立てをする。再来年の暦などないからあとのほうの頁におくことにする。それで一ページを三つの線で分けて、一番上を2020年1月1日、まん中の段を2021年1月1日、一番下に2022年1月1日として、それをたまたまページのあった2020/3/8,2021/3/8,2022/3/8までとする。なんだかんだいろいろ余計ページをつけて五冊目が11月12分で相当の総括ページを残して終わることになる。一方でこの電子版日記はつづけるつもりだから、そのノートは別に作る。三年経ったらまた報告しよう。
『山と渓谷』の先月号が富士山総特集をしたのでそこから富士山の写真を50枚ほど切り抜いてノートの内外に貼り付けた。猫のついた「御朱印帳」という訳の分からないのを売っていたのでそれも貼り付けた。
三年が何回かくり返されるものやら、見当もつかない。まあ試してみることにしよう。