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2015年11月



2015-16FINLAND

久々に通じました

11月25日 0:27 .

フィンランドに行った

明後日からまたフィンランドです。

 

久々に通じました。明後日からまたフィンランドです。向こうに行っほうがまた通じそうな気がします。フレッツ光はとうとう出発前には来ませんでした。明日通じたらまた何か書きます。
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2015-16FINLAND

フィンランドに着きました

11月27日 2:24

フィンランドに行ったフィンランドに行った


エコノミー料金でファーストクラスの一番前の席。

 

フィンランドに着きました。今回はエコノミーの席がいっぱいでなぜかエコノミー料金でファーストクラスの一番前の席に載せてもらってごきげんでした。最初はがんばって章炳麟集を読んでいましたが、じきに疲れて高田郁の「あい」を読み始めて、半分ほどを読んでしまいました。章炳麟はまた岩波のを読み返してみたくなったのですが、迎えに来てくれたカウコが「章炳麟と明治思想」を渡してくれたので、びっくりしました。去年の夏にホテルでなくしたらしいと探してもらって出てこなかったやつです。なんと車の中に入りっぱなしになっていたみたい。いろいろ縁がつながってきたので、章炳麟をそろそろまとめておこうかという心境になっています。章は毛沢東の同郷の先輩です。 後の時間はカトリーヌ・デブスの『修真図』を読んで過ごしました。フランス人ですが、本は中国語です。明日エストニアに渡って、さっそく修真図・内経図の講義です。今夜はカウコたちが新しく借りたアパートに泊まります。
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カウコたちの部屋の壁には

11月27日 3:08

フィンランドに行った

護符

. カウコたちの部屋の壁には、私がエレナのために書いて前の夏に渡した護符が三枚貼ってある。ひとつは「大願望成就御秘符」、もうひとつは「貧賤富貴符」、さらにひとつは「男女和合符」である。私の書いた符などどこまで効力があるのか疑わしいが、書いているうちにだんだん別世界とつながっていくかも知れない。エレナはこの部屋を借りる前に、どうも方角がよくないのではないかと迷っていた。窓に貼って効きそうなのを書いた。大願望は彼女には仕事の長期的な展望があり大きな野心があるので、どうぞそれを大事にしてという意味だ。富貴符は当面順調にお金が入ってくるようにということ。これと大願望とは明らかに次元が違う。男女和合符はカウコと仲良くしてねということだ。それも問題はなさそうだ。方角がというのは風水のテーマだが、私は室内の風水というのは全然信じていない。山や谷の風水ならかなり信じている。気功と一体のものだと思っている。室内の風水に関しては、ただ嫌な気持ちを払拭する手伝いができればいい。

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朝四時半に起きてしまって

11月27日 14:18

フィンランドに行った

ファーストクラス

. 朝四時半に起きてしまって、カーテン隔ててみんな寝ているから起きだすわけにもいかない。ここは七階で外は暴風という感じで吹き荒れている。カウコがUSBポートに差し込む電話線を買ってきてくれた。日本はもうお昼だ。 無駄話だが、きのうの飛行機での酒のサービスのことを書いておく。ファーストクラスに回されてしまった話を書いたが、当然預けられる荷物も増えるのに気付かなかった。寿司の学習セットで二つの大きなかばんはいっぱいになっていて、預けられる荷物がいままで22キロくらいまでだったのが42キロまで増えたので、二つで41.7キロにして「どうだ」という感じだったのだが、ファーストクラスの人はこの倍まで無料で運んでもらえる。リュックと手提げ二つと持ち込み可の車付ケースと全部預けることもできたのだが、気づかないで、苦労して機内持ち込みにした。早く手続していたのに、パスポートが机から出す時にひっかかって一センチあまり破れていたので、それでまた大騒動。再申請してくださいとか、仮に通す書類を書いてください、EUで通してくれるかわかりませんとか言われて出発ぎりぎりの11時半ぎりぎりになった。フィンランドに入るときは全く問題にならなかった。日本の官僚機構が硬直化しているのだが、そのことはまあいい。ぎりぎりで最後の客ですべりこんだらいきなり「シャンパンかオレンジジュースはいかがでしょうか」と言われてもちろんシャンパンにした。荷物を上に押し込んでいるうちに持ってきてくれたシャンパンのおいしかったこと。後で確認したらニコラス・フュールラッテ・ブリュート・グランデ・レゼルヴというやつ。機が動き出したので早く飲んでくれというのをゆっくり味わって飲んだ。食事の時にも同じシャンパンをまず頼んだ。ここはピーナッの袋など出さずに、たこの天ぷらと枝豆のマリネなど出してくる。「トーストや酵母を思わせる象徴的なアロマとクリーミーな舌触り」「三年間熟成させた」とワインの味を言葉にしようとしてもぎこちない。飲めばわかるという話だ。 スタートはいつもトマトジュースだ。ウォトカを入れてくれと言えば無料で入れてくれるのだが、きょうは胃を元気にするためにおとなしくジュースだけで始める。前菜の取り合わせとサラダが来たので、「フルーティなアロマが香り辛口でフレッシュナッツの香りが」とかいう赤ワインウュルカイヤ・ソーヴィニヨン・デル・ヴェネート・IGT2014を頼んだ。私は糖尿だが、赤ワインと焼酎は体にいいことになっている。ちょっと期待した味ではなかった。でもそれなりにおいしいことはおいしい。豚の角煮のコースになって、CHATAU BEAU-SITE CRU BOURGEOIS,ST,ESTEPHE 2010を頼んだ。これは文句なしにおいしかった。もう一種類の赤ワイン、インペリアル・レゼルヴァ2010 RIOJAを頼む。これもいい。 チーズのコースになったので、ベイリースのアイリッシュ・クリームとコニャックを頼む。コーヒーと一緒にコニャックをもう一杯。 このままとろとろとしていたいときはこれで終わるのだが、前夜寝不足とはいえ本が読みたいという時は、最後に牛乳一杯飲むと酔いがきれいに消える。それで章炳麟など読みだすが、またウォトカでも欲しくなる。滅多にファーストクラスに乗らないなと見破られないように我慢する。 一度北京から大阪の便で同じ目にあったことがある。ビジネスクラスに回されたのだ。赤ワインとコニャックを頼んだ。パーサーが「大阪に着きますと瓶に余ったのは捨てなければならないのですよ。ほかのお客様はお飲みにならないようですので、ボトルを置いてまいります。おつまみを追加いたしますね」と夢のような話。もちろん赤ワイン一本とコニャック一本は飲み干した。それにしてもフライトごとに捨てられるコニャックの分までチケットに入っているのか。今回は二度目だったので抑制が効いた。いつもはぴったり腰幅分にすわらなければならないが、身動きができ、両側に専有テーブルがあるというだけでこんなに余裕のある旅ができるとは。
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11時半の船でタリンに向かった。

11月28日  5:33

フィンランドに行った

Vikingと言うのはかなり大きな船

. 11時半の船でタリンに向かった。Vikingと言うのはかなり大きな船だが相当いっぱいになっている。ラウンジもデッキも人で一杯だ。出発時間になっても坐るところがないかとたくさんの人がうろうろしている。大きな土産物のショップがあるのだが、そこの前の椅子に一つだけ空きがあった。私をそこに坐らせてカウコは探検に行く。だめだどこも空いてないと帰ってくる。やがて夫婦者が買い物に行って席が空き、カウコも坐った。二時間半のことだ。坐れただけでもありがたい。床にあぐらをかいている人もいるし、寝転んでいる人もいる。出港するとかなりの揺れである。店をあけたのだが、大きな波が来て酒の瓶や化粧品が砕け散った。一時閉店にして片づけている。女性の従業員が吐くための袋を配っている。こんなのは何十年か前に鹿児島から奄美に船で行ったとき以来だ。船の大きさでいうと何十倍か大きいのだが、木の葉のように揺れている。その中で『修真図』を線を引きながら読んだ。船に合わせて揺れていると酔わない。背骨ゆらしの言い機会である。 20分遅れたが無事に着いた。といってもトイレとか吐しゃ物だらけだ。 もうだいぶん足はいいのだが、タリンは船から出口が遠いからと車椅子を呼んでくれる。出口はごった返しているが、誰もいない通路を抜けて運んでくれた。カウコの武術の弟子がホテルまで運んでくれる。 タリンの宿泊はいつも楽しみだ。カウコとエレナと二人で安いところを見つけてくれる。今回も初めてのところで、割合中心に近いところのビルだ。古いビルで、エレベーターなど大昔の雰囲気。二人しか入れない。四階にオフィスがあって、きれいなおねえさんが迎えてくれた。部屋は五階にある。部屋に行ってみてきれいなのに驚いた。広いリビングが使いやすいキッチンにつながっている。五人か六人坐れる長椅子があって、大きなテレビがあり、寝室は二部屋、それぞれに大きなダブルベッドがある。丸型の風呂がある。 三時過ぎまで何も食べていなかったので、何か食おうと外に出る。行きつけの店がすごく近いところの角をまわったところにあった。カルヤ・ケルダーというところで地下に降りていく。古い作りの店で、家畜のいる地下室と言うような意味らしい。ここでカウコはサーモンにありついた。私はセルヤンカという定番のトマトスープとラムの料理。エストニアに来るとどのレストランでもセルヤンカを試してみることにしているが、これはかなりうまかった。羊の方はラムの骨付きのソテーだが、私もいつも試みているがとてもとてもこんなふうにはできない。付け合わせのポテト・フライにまたびっくり。こんなにおいしいのは油の質がいいという以外に考えられないありふれた作りなのだが、うーむとうなってしまう。高級料理店ではない。だがシェフのセンスが隅々まで行きわたっているような店。初めてではないのだが、初めてのような感激した。音を消したテレビで羽生のスケートをしている。
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五時過ぎにマルトが迎えに来た

11月28日  6:26

フィンランドに行った

いつものなつかしい顔が20人余り。

. 五時過ぎにマルトが迎えに来た。いつもの学校の三階の講堂に行く。いつものなつかしい顔が20人余り。マルトが車の中でみんなまじめに站樁をやらない、すぐに自分でできている錯覚に陥っている、もういちど集中的にしてくれないかと注文があった。全体で三時間。といっても、もう15分遅れているから20分遅れでスタート。30分休みが入る。背骨ゆらしに30分。あと1時間20分しかない。話が40分、天地人三才功で20分、五行站樁功で20分。いやいやこれでは少し散漫になってしまう。休みを10分削る。三才功と五行功から5分ずつ持ってきて20分作り、それを三円式をやろうと計算する。三円式は今まで五分くらいしかやったことがない。少し甘やかしてきた。三円式20分は慣れている人にはなんでもないが、初心者には相当のショックだ。 挨拶はカウコにまかせて、いきなり背骨ゆらし。それも間に七回の三分から五分の静止状態が入るやりかた。だんだんに臨在のやりかたに近づけている。背骨ゆらしも「またか」と思ってするのと、瞑想をはさんでいくのは初体験だぞと思ってやるのではまったく違う体験になる。 站樁をやってみよう。これは形意拳から来たもので、と定番の40分用説明がある。王郷斎のことも焦国瑞のことも話す。王から受け継いだ焦は65種類の站椿功を公開した。王の少数の弟子たちのための授業と病人のための站椿指導はまったく違っていた。など。同じ話を二回目の人も半分近くいる。でもできれば一字一句覚えて人に伝えてほしい。 そのあと60呼吸の20分站椿をする。1分間3呼吸ならば計算が合う。それくらいが普通といえる力を養ってほしい。腕の高さも人差し指の上面が下唇の高さで要求する。普段自分でしている時よりだいぶ高い。やっているうちに手が下がってしまう人、親指が跳ね上がってしまう人、肩がいつまでも落ちない人がいるが、これは一人一人の注意はしない。苦しいことを何度もやっていくうちに、上腕二頭筋でささえるのではなくて、後背筋で支える仕組みがわかってくる。そのあとちょっと休みを取って、三才樁と五行樁をした。あとは質問の時間。 予定と大幅に違ってしまって、修真図の端に入れなかった。明日は1日これと内丹功、胡気功を絡めて行こう。 帰りにスーパーリミに寄ってもらって、牛乳とか水とかヨーグルトとか卵、胡瓜とか買った。水も買った。タリンの水は悪くないが、それでもあちこちの泉の水のほうがおいしい。 カウコは仲間に誘われて飲みに出かけた。誘われたが修真図をもう少し仕上げておかないと恥ずかしい。一人で居残りを決めた。こちらの美味しい黒パンにバターを塗って、チーズと食べた。小さいみかんを四つも食べた。
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タリンの講習の2日目

11月30日 6:12

フィンランドに行った

アジアン・カフェという小さな店。

タリンの講習の2日目。張宇内丹功をまずする。そしていよいよ「内丹図」「修真図」の説明にかかる。カトリーヌ・デプスの『修真図』の中国語の本が日本中国を通じてほぼ唯一の資料だ。まだ細かいところまで訳していないが、大体の説明はできる。
お昼はカウコは部屋に帰るというので、居る人に連れて行ってもらう。アジアン・カフェというインド料理とタイ料理と中華料理の小さな店に行く。酸辣湯と羊のソテーを頼んだが、出てきてびっくりした。どちらもほぼ同じ外観で、ハヤシシチューのような色をしている。恐る恐る食べてみると、これがなかなかおいしい。ちゃんと酢と唐辛子が効いている。食べてみてどうやって作るかわからない料理に久々にであった。マトンの方も外見と違ってほどほどに唐辛子が入っていておいしいが、このこげ茶のどろどろがなんだか見当もつかない。
そのあとはまた修真図の話。そして易筋洗髄経を5までやった。終わってからみんなが大きなケーキを用意してくれ、カウコの60歳の誕生日を祝ってくれた。40人くらいで食べたのにまだかなり残った。カウコが持ち帰ることになった。
食事に出るというからまかせていたら、10人くらいの飲み会だった。以前行ったことのある喫茶店のような名前のレストランだが、黒ビールをとってくれて久々においしかった。鴨をとってみて、肉はおいしかったが甘いフルーツソースがぶちわしだった。単純に醤油でもかけてくれたら素晴らしったのに。もう一つ頼んだサーモンとシュリンプのクリームスープはおいしかった。それからみんなで頼んでいた激辛唐辛子にクリームチーズを詰めてフライにしたものがすごく良かった。スーパーで水など買って帰った。今日から幸田文の『きもの』を読み始めて、70ページほど読んだ。
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タリン講習の3日目

11月30日 6:13

フィンランドに行った

朝は5時に起きている

 

タリン講習の3日目。朝は5時に起きている。やはり時差が影響している。風呂に入ってから、キッチンで仕事をしたり本を読んだり。カウコは9時過ぎに起きてる。
カウコがホテルを探すというので、30分背骨ゆらし。
続いて真気運行法をする。夏に続いて二度目だが、何人かを除いてほとんど覚えていないようだったので、ゼロからの一通りを話し、第一段階と第二段階の入り口をした。
昨日やった張宇内丹功とこの真気運行法と、これからやる胡耀貞簡易動功は内丹への三つの入り口だという話をした。どれも、普通の導引としてもできる。普通の呼吸でやればただの健康のための導引である。だんだん先天呼吸に移行すれば内丹気功になる。今やっているのが本当の内丹だと思わないで、仮の小周天、仮の大周天だと思ってほしい。日本ではこういう話ができるところまでほとんど誰も行っていない。私が生きているうちに何人に伝えられるか、気が遠くなりそうだ。
最後に胡耀貞気功をアレンジしたものを7段階にわたって伝え、それを踏まえての自由運動を一緒にして終わった。
マルトからいつもの蜂蜜をくれた。カウコはバースデーでカーディガンをもらっている。私の方からは来年の干支の猿の人形とご近所の玄武神社の亀と蛇がついている絵馬をあげた。
カウコが見つけた宿はなんとタリンの旧市街の中心の広場に面したところだった。昨日までいたところより少し小さく少し古いが、55ユーロ安いというし地の利がはずらしい。寝室はひとつしかなく、カウコに譲って、私は今のソファでコンピュータを使えるようにしてもらう。広場はクリスマスに備えてびっしり臨時の土産物屋が出ている。近くのヘルハウスに食べに行き、トマトスープとサーモンスパゲティをとる。まあまともな味だった。スパゲティの方は醤油とタバスコですごいおいしくなったが。広場に戻ってホットの赤ワインに干しブドウやアーモンドを入れたクリスマスドリンクを飲む。まわりの店を40分ほど見て歩き、土産物などいくつか買う。
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