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気功とは?



2017年01月気功とはどういうものか(日常生活に気功を、にあるもの)

基本技法について



 

気功は特別の習い事でもなく、治療してもらうものでもありません。自分で簡単な動作を繰り返したり、じっと立ったり座ったりする中から、健康になったり、脳を鍛錬したりします。ここではそのイロハのイに当たる五つの基本技法を紹介します。

 基本技法とは もともとの気功法なのですが、さまざまな気功の基礎領域になりうるやさしいやり方を選んで基本技法としました。これらをマスターするだけでも、気功的感覚を身につけ、気功入門することができるだけでなく、それだけを続けていても高度の気功領域にふれることができます。しかしそのためには自習できることには限界があり、指導を受ける必要があります。

⑴背骨ゆらし

 坐って上半身を左右に揺らす、前後に揺らす、右回しする、左回しするのが基本です。これは千数百年以前の坐禅の指導者臨済が坐禅の鍛錬の補助として作ったものです。古代の蛇の気功をもとに作ったものです。その後さまざまな独立した気功法として応用されてきました。日本ではストレッチしたりマッサージしたり、手の動作がさまざまに付け加えられました。

⑵スワイショウ

 「手をぶらぶらする」意味ですが、前後に振ったり左右に体にまきつけるように振ったりします。80種類ほどのバリエーションがあり、アキレス腱を伸ばしたり、ダンベルを持ってやるものもあります。

⑶グルーミング

 自己マッサージのことをグルーミングと言っています。約800種類の技法から、まず関節運動5、顔のツボマッサージ5、頭胸おなかなどのタッチング5をまず基本として覚えてもらっています。

⑷站樁

 じっと立っているだけの気功法が站樁ですよ、と説明をしますが、実際はずっと立ちんぼではなく、適当に動いていきますし、ゆったりした繰り返し動作をともなう場合があります。

⑸リラクセーション

 動作を通じて、呼吸を通じて、イメージを通じてのさまざまなリラックスの方法があります。基本として学ぶのは動さが「振動功」「三円功」、呼吸が「長出気法」「そーん」「おんあーほん」、イメージが「五段放松功」「三線放松功」でまずリラックスしてもらいます。

 

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2017年01月気功の五大流派について、ここに書きます。


気功治療というのは

 


 


 

気功治療というのは自分でできない人にやってあげることはありますが、基本的には「自ら其の生を養う」ものです。どんなにつらくても、寝たきりでも自分でできることがあります。 気功治療の基本の考え方といくつかの病気の気功治療を紹介します。


 

簡単な気功治療

 「手をかざして気を発して治してくれるのじゃないの」と気功というとまずたずねる人がい手かざしによる治療は中国では医師にしか許されていませんし、医師たちの間でも実験・研究段階でやられています。日本では気功治療の取り締まりが甘いので、中国でできなくなった人たちがしきりにやっていますが、それはなんの確証もありません。日常的に「手当て」「手かざし」をして交流して行くことはいいことですが、それでお金をとることは許されないことです。人事不省の人や赤ちゃんなどに対して「手当て」をするのはやむをえませんが、それも医師の許可・協力のもとにしていくべきです。

 それで、気功文化研究所では、基本的に自己治療の指導だけをしています。その中で必要なら気功マッサージをすることはあります。しかしマッサージだけではなく、かならず自分でやれることを指導して自分で治していく工夫をしてもらいます。基本的に気功の常識を身に着けてもらうためには、背骨ゆらしとスワイショウを身に着けてもらいます。背骨ゆらしは背骨を柔軟にするだけでなく、瞑想を深めていくのに役立ちます。左右の動きは消化器系、前後の動きは呼吸器・循環器系、回転は泌尿器系の治療になります。前後のスワイショウは心肺経なので夏秋に勧めています。ひねりのスワイショウは肝腎経なので冬春に勧めています。

 体内で五つの臓器をてがかりに治療して行く場合は、六字訣、八段錦、霊元功合臓功などを基礎に五臓対応でやっていきます。基本的な補瀉(気を補う、余っている気を捨てる)には内養功などを手がかりにします。総合的な自己治療として保健功(マッサージ)、五転・五浄・五触などをお伝えします。

 治療目的の功法もあり、また全般的に体力をつけ、回復を促進する気功もあります。その症状に合った気功から入っていきますが、究極は静功=瞑想によって本質的に自己治療をしていってください。こちらからはその都度必要な功法を伝えて結果を検討します。

 

胃が悪い時の治療気功例

① 背骨ゆらし、とくに左右を覚えてもらう。

② 六字訣の「ふー」、八段錦の「三段」、霊元功合臓功の脾経の動作を伝える。

③ 古典気功の中の胃の治療に関する功法を伝える。

④ 現代気功のとくに治療気功の胃の治療気功の膨大なコレクションから、あなたに合ったものを紹介する。

 

特定の症状を取りたいという時は、少なくとも100日の時間を作って自分で治す気持ちをもって相談してください。胃など特定の病の症状を軽減するだけでなく、総合的に体質を改善することができます。遠隔地でもご相談に乗れます。

 

ガンの治療について

 ガンの治療については中国で何百万人の延命に成功している郭林新気功療法の紹介をすることができます。もちろんそれで治ることもあり、だめなこともあります。ほかの治療手段を早々に止めずに、自己責任でしてください。たいていの人にとっては症状が改善していますが、それは自分で四時間とか六時間とか毎日続けた結果です。各種の部位のガンによってやりかたは違うので相談してください。郭林気功では「それ以上悪くならない」ことまではできますが、基本的には「ガンと共存する」姿勢で、完全になくすことはまれな例のようです。長期の熱心な瞑想でガンを完治させた例はあります。何にしても動功、静功、自己按摩を併用して行くといいと思います。

 


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2017年01月私の経歴 これから書きます



私の老師たち

 

 

 

 

ろうし、中国語でLaoshiといいます。私がついてきた主な先生です。

中国では正式の弟子になることを拝師といいますが、私は誰の弟子にもなりませんでした。弟子にならないというと、むろんたいしたことを教えてくれない場合もありますが、「では朋友pengyouだね」といっていきなり大切なことを教えてくれる場合のほうが多いのです。

 

私に気功への道を開いてくれたのは陳攖寧師でした。

理論的な面では王松齢老師の指導を受けました。

功法体系としては最も影響を受けてきたのは焦国瑞、周稔豊、張宇の三人の老師でした。そのほかにも多くの先生方のお世話になりました。心から感謝しています。

 

陳攖寧と胡耀貞のこと

 

陳氏

 胡耀貞という人がいました。お医者さんでしたが、武術家でもありました。並ぶ者のない強い武術家、なんていうと、ありそうな話と眉唾でしょうが、当時の武術家の総連合会を作って、彼がトップになり、陳発科がサブになったと言えば、どれくらい武術界の信望があったかわかるでしょう。陳発科は陳式太極拳のトップの人でした。医学と武術と一体のものとして、広く活動しました。胡耀貞は64年に亡くなっています

 

 私が初めて中国に行ったのが64年でした。私は陳攖寧という道教協会の会長の弟子になりましたし、胡耀貞のことは当時知りませんでした。80年代の終わりころに中国に行くたびに、陳攖寧と胡耀貞の二人の名前を並んで聞くことが多くなりました。それぞれ、道教の内丹を復活させた人としてです。驚いたことに、当時活躍していた有名な気功家の多くが、胡耀貞の弟子たちでした。趙光、焦国瑞、馮志強などです。二人の娘さん、胡麗娟、胡月仙さん...たちにも少し習うことができました。張宇先生の外丹功もこの内丹体系への入り口でした。陳攖寧と胡耀貞の二つの内丹の伝統をどう融合させていこうか、というのがそれからの生涯の課題になりました。

 

 しかし、実際に気功を広めていこうという時には、内丹は不向きです。気功と言ってみんながやっているものは大部分が導引でした。それと吐納という呼吸法、静坐という瞑想法、この三つで大体九割を占めています。残りの内7%が存思法、3%が内丹というところでしょうか。私はこの三つを教えることについては、日本で一番熟練している人の一人と思っています。存思というイメージ変容の気功については、2000年代の後半に劉天君先生(北京中医薬大学教授)に教わりました。内丹については、私はずっと研究してきましたが、なかなか人に教えることができませんでした。

 

 思いもかけぬ方向から、胡耀貞の内丹気功が伝わってきました。胡耀貞と陳発科の弟子だった馮志強の長年の弟子である潘厚成先生を紹介してもらったのです。そして胡耀貞の体系を、非常に体系的に、わかりやすく紹介してもらいました。私が学んできた内丹はあまりにシンプルで、それだけにむつかしい、この体系だった方法ならば、やりやすいかもしれない、と思いました。何度か上海に習いに行った後で、この人のシステムを日本の仲間にしばらく紹介しよう、と思ったのです。


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